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一枚のLPから関与度を高め、
ブランドの大きな転換を支えていく

アニヴェルセル株式会社 公式アプリ「omotte」

CHAPTER_01

アニヴェルセル(ANNIVERSAIRE)とは、フランス語で“記念日”という意味。そのブランド名が表すように、アニヴェルセルさまはゲストハウスウエディングを中心としながらも、これまでのブライダルの枠に留まらず、独自の記念日プロデュース事業を展開されています。

「omotte」は、そんなアニヴェルセルから生まれた、大切な人との“記念日”を素敵に計画したくなるアプリ。

リリースに向けてアプリの紹介ページを制作したいというオーダーからはじまって、アプリケーションそのもののネーミングやロゴ開発、デザインコンサルティング、omotte magazineという記事コンテンツづくりまで、広くサービスの設計と育成に関わらせていただいています。

CHAPTER_02

やったことレポートではなく、「感情導線」にそったストーリーを

きっかけは、「プレミアムパーティ」というイベントの事後ページ制作でした。アニヴェルセルでは、結婚式を挙げて家族になったふたりが想いを確かめ合える場として、式後の会員さまに向けてパーティを開催。抽選になるほどの人気イベントです。

単なるレポート記事ではなく、「アニヴェルセルはなぜ、こういう活動をしているのか?」というブランドの想いが伝わるページにするため、コンセプトコピーから提案。

イベント当日の様子も、ただ「やったこと」を紹介するのではなく、メインコピーで共感を抱いてもらい、そこからフォトストーリによってスタッフたちの“おせっかい”なくらいのサービスや、会員さまと向き合う姿勢が伝わっていく。「感情導線」にそったストーリーを設計しました。

このイベント事後ページをきっかけに、アニヴェルセルというブランドへの理解を深めたことで、さまざまな依頼とご相談をいただくようになりました。

CHAPTER_03

お腹いっぱいです、営業乙、にならないために

プレミアムパーティページ同様「omotte」も、アプリ紹介だけのWebページにならないように考えました。

今回のアプリ・サービスはこれまで展開していた会員サイトの移行も含めて、新しいアプリケーションをつくる。ブランドが大切にしてきた「会員」との関係をバージョンアップし、リビルドするという大きな転換を意味します。

このアプリが、これからの重要な顧客接点になるため、まずはコンセプトやターゲット、役割の整理を行いました。

そもそも「記念日とは?」「記念日事業のコンセプトとは?」
アニヴェルセルの定義をもとに、事業の核となる考え方を「つまりこういうこと」と整理していきました。

では「会員アプリとは?」

ブランドとしてほんとうに提供したいものはツールではなく無形のサービスであるはず。だとしたら、社内で使用されていた「会員アプリ」よりも「記念日サービス」という呼称をつかったほうが伝わるのではないかと考察。

そして、伝えたい「記念日を大切にしよう」「記念日を増やそう」というメッセージが受け手にどう届くのか?

ブランドへのロイヤリティがまだ高くない人であれば、毎日記念日、何でも記念日にしようと前のめりに来られると正直しんどい。お腹いっぱいです、営業乙、になりかねません。

言いたいことの押しつけにならない「伝わり方」をデザインする必要があると考えました。

CHAPTER_04

共感からはじまる「伝わる」を

まず相手に共感してもらうこと。そのうえで、「この人たちにお手伝いしてもらいたい」と思ってもらうこと。ブランドが伝えたいメッセージの一方的な発信や、アプリの機能を紹介するだけのページはつくらないこと。

こうした考え方を担当のみなさんと共有したうえで、コンセプトコピーやネーミングを提案していきました。

たくさんネーミングを検討したなかから最終的に選ばれたのが、この案。

「想いは、すべてのはじまり。」
「あなたと一緒に、あなたの大切な人を想って。」
そんなメッセージのこもった、記念日事業のコンセプトにフィットする名前になりました。

CHAPTER_05

アプリのデザインコンサルから、アプリ内のマガジンまで

デザインについても、コーポレートサイトやブランドサイトを踏まえて、アニヴェルセルらしいトーンを追求。既存のお客さまに違和感なく会員サービスを継続利用してもらうことができ、かつ、新しい会員さまにもブランドの世界観がしっかり伝わることをめざしました。

さらに、部分的ではありますが、アプリ自体のUI/UXに関わるデザインコンサルティングも担当。

会員サービスのひとつである「PREMIUM GIFT」のネーミングやコミュニケーションについても提案を行いました。

さまざまな方向から提案を重ね、担当者や事業部のみなさんと話し合いを重ねながらリリースを迎えることができた「omotte」。公開後も、omotte magazineの編集・ライティングなどを通して、サービスの育成をお手伝いさせてもらっています。

“記念日”と独自の会員サービスを融合させた事業展開で、ブライダル業界に新しい風を吹き込もうとしているアニヴェルセルさま。会員さまのロイヤリティも高く、丁寧なブランドづくりを続けられています。そのブランド価値がより確かなものになるように、これからもさまざまな角度から力添えできたらうれしく思います。

FROM CLIENT
白石 舞 さん
アニヴェルセル株式会社 コミュニケーション戦略部 デジタル・CRM推進課
「記念日」という、誰にでもわかる、けれど定義はひとそれぞれ。そんな無形のサービスを提供している弊社では、体験しなければ伝わりづらい感動や感情をどうサイトに展開していくべきか悩んでいました。そんなときに出逢ったのが、ペンクさんでした。
「作って納品」をゴールにしておらず、本質的な価値をユーザーに届けるために弊社を、サービスを、ユーザーをとことん理解してくださる姿勢には、いつも頭が下がる思いです。じっくり理解してくださるからこそ、納品されたものをみて「そう、これこれ!」といつもなります。チーム内では、「困ったらペンクさんに相談しよう。」が合言葉のようになっています。